タバコ屋に行った話H30.12.14

私はタバコが好きである。時代の流れに逆行しているが、これほど面白いジャンルはないと思う奥深さである。今回はタバコ切れに伴って買い物に出た。いつものタバコ屋さんに行く。「どうも〜。」とマスター。マスターは最近葉巻ばかり吸っているようである。良いなぁ。普段から葉巻を吸うというのもアリじゃないかと思わせられる。しかし葉巻は高い。常喫はパイプか手巻きが自分の財布事情的にはベターである。

 

さて吟味。前回はブルーノートを買った。なんだかんだでたまに手が出ちゃう銘柄である。「今回は吸ったことのないやつを買うぞ。」と意気込んで物色をする。最近は着香銘柄がマイブームなので着香系を探す。「最近良いことでもあったかい?」とマスターが話しかけてくる。一旦物色をやめて考えてみる。「うーん。あんまり良いことはないですね〜。」と返す。お決まりの返しというわけではなく、失業中の身としてはあまり良いことはない。ボーナスも無いし。「でも、就職は決まりましたよ。」と続けて言う。「ほー。良かったんじゃ無い?」と言われるが、新しい職場というのは不安なもので良いことなのか判断しにくい部分である。

 

理学療法士という資格は給料も良く、就職に困らないと思われている職業である。なおかつ、リハビリテーションを行なっているとなると周囲からの評価も高い。しかしながら、お金稼ぎのための人員である側面が非常に強いと感じてしまっている。リハビリって儲かるらしい。大した志を持って資格を取ったわけでは無いが、他人の助けになりたいと思いこの資格を取得した。働き始め、お金儲けが重視されてしまう現実には落胆を隠せなかった。とうとう我慢できなくなり、上司に楯突いた結果仕事がしにくくなって退職したという背景がある。

 

さて、段々とタバコの話ではなくなっているので話を戻す。無職ゆえにパイプを数時間がたくさんあるのは素晴らしいことである。

 

今回購入したものはSTANWELL KIR & APPLE である。リンゴに惹かれて買ってみた。リンゴの着香は手巻きシャグのチョイスが有名どころで人気があるだろうか。あのダブルアップルと同等の香りの強さである。お酒感はよくわからない。ブレンドであり、ブラックキャベンディッシュをベースとしてプレスしたバージニアとバーレー、ワイルドカットのブライトバージニアだということである。硬い部分はなし。柔らかく、パイプに詰めやすい。使用するパイプは煙道9mm径のビリヤードタイプ。火の持ちは良好。少しボウルが熱くなりやすい印象。火をつけるとそこまで香りを感じない。香りを重視する方はビリヤードタイプで吸うよりもベントタイプで吸った方が良いのかもしれない。ブラックキャベンディッシュとバージニアブレンドといえばブルーノートである。味は同系統である。甘すぎないので飽きずに吸える良いタバコのように思う。ブルーノートとの違いとしては、ブルーノートの方がタバコのカットが荒い。STANWELL KIR & APPLE はボウルに詰めやすく、終始均一に吸えるのでとても楽である。車を運転しながらでも吸えそうである。ブローに慣れていない初心者の方にはブルーノートよりも楽しみやすいかもしれないと思う。ブローに慣れている方もこの吸いやすさは魅力としてアピールできる部分であり、何かをしながら吸う時にストレスなく吸える良い銘柄だと感じた。

 

以上。

 

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